まだ愛犬が生きていた頃の話。
愛犬とともにのんびりと散歩していたら、知らない子どもたちに話しかけられた。
恐らく兄弟かと思われるので、兄と弟として書こう。以下は会話。(少し省略している)
兄「うわあ、ふさふさの犬だ!!」(うちの犬を見てそう話した)
弟「うちにも犬いるんだよ!!」
私「そうなのー。なんて犬なのー?」
弟「ベーグル!」
良いか、それは食べ物だ。
笑いをこらえつつ、教えるか教えないか迷った。しかし、屈託のないキラッキラした表情ゆえ、何も言えなかった。
「兄弟のお母さまもしくはお父さまへ。ベーグルは食べ物です。ビーグルだって、教えてあげてください」