手術と入院が決まったから忘れないようにログを残してみる。実は、ここまできちんとしたことになるのは生まれて初めて。だから楽しみでもある。
手術に至るまでの話
- 手術かもね、と言われたのが7月後半。
- 再検査が7月~8月にかけて。
- 再検査の結果、手術が確定。
私にはもともと2~3年ほど経過観察をしていた部位があって。本来それは、自然治癒できるものなんだよね。しかし、自然治癒できなかった。これについては、体質やウイルスなども関わるから厳密なことは分からない・・・。
ただ見つかった当初から「いずれ手術かも」とは思っていた。見つかった時点で、自然治癒できる確率が低い状態だったし。そして結局進行してしまい、手術に至るのだ。
もし放置すれば「がん」になるから最初は怖かった。ああもうこの世の終わりまで思った。我ながら極端。でも、どんな治療をするのか、詳しいことを医師から教わることで安心できたよね。「知らない」から生まれる「恐怖」ってあるもんね。それと周りに励まされたのも大きいな。
手術の日取りを決める
手術が決まると、日取りを決める。幸い?私の手術はそこまで時間はかからない。だから「大きな手術の合間に組み込めるから、手術日までそんなに待つことはないですよー」とは言われた。
ぺらぺらとノートをめくる医師。ここだけはどうやらアナログらしく、不思議な安心感が芽生える。中はびっしりと書き込みがあった。「そうだよね、日取りを間違ったりかぶったりしたら、大変だもんね」そんなことを思った私がいた。
打ち合わせから分かったことは、
- 体質的に自然な形で手術をした方がいい
- ちょうど早い時期に空いている日がある
この2点。そこでどこかいい日はないか探した結果、9月上旬に手術をすることが確定した。何というトントン拍子。本来なら10~11月だったかもしれない(基本、手術が決まってから2カ月後くらいらしい)から余計。
でもってこのとき、たくさんの書類(問診票など)を手渡される。署名して捺印して、次回持ってくるのだ。
手術が決まったら検査だよ
本来、手術から2週間前ほどに検査をするのだけど、私の場合、トントン拍子に決まってしまったため、その日に検査をすることとなった。何を検査するかは下に書いたよ。
- MRSAなどに感染していないか
- 採尿
- 採血
- 心電図
- 呼吸器
- レントゲン
それぞれの検査受付が終わるまで時間がないので、急ぎ「一人検査ツアー」に向かう私。時間のかかる検査は少ないけど、やっぱり急ぐ。
MRSAなどに感染していないか
綿棒で鼻の中をぐりぐりして調べるよ。
採尿
文字通りだよ。これはちょっと詳細に説明するのは・・・恥ずかしいな・・・。
採血
血を採るよ。小さなシリンダーみたいなものに血が流れていくんだけど見ていて楽しかった。「すごいなー血が出ていくよー」って。普段、採血しないからなんだか楽しかったのかも。
心電図
上半身脱いで電極をつけていくんだけど、ちょっとくすぐったくてむずむずした。
呼吸器
これは手強い。スコア(厳密にはスコアじゃないけど例えとして)を出すのが難しいのだ。カップ?を口にくわえてタイミングよく吸って吐くのだけど、そのタイミング通りに吐くのが難しい。「はい!」って言われて吐くと遅いし、ちょっと早く吐くと早すぎるし。
しまいには「もっといい数値出そうなんだけどね」と言われる始末。手強いぞこの検査。家で練習したかった。
レントゲン
胸部のレントゲンだよ。
ドーナツとカフェラテ
すべて終わったら結構いい時間でお腹もすいてしまった。だから、ドーナツとカフェラテをたしなんだよ。外に出るとひぐらしが鳴いていたから、夏の夕暮れだなあってぼんやり思った。
次回「手術が決まったことのログ②」に続く。内容は、検査結果の確認と、入院受付と麻酔科外来のお話。