手放す話~ありがとうそしてさようなら~

※ アイキャッチは野良猫ちゃん。もの思いにふける姿を撮らせてもらえたよ。

年末から今年頭にかけて、いろいろなものを手放した。それは、洋服、バッグ(小物含む)と髪と心の重り。もちろん今手放しているものもある。それは脂肪。それから来月に大きいものを。多分。

洋服とバッグ(小物含む)よ、ありがとうそしてさようなら

昨年末かな。ふともう使わないなと思った服とバッグを処分することにした。その数、実に大人が一人入るダンボール1個分。思い出のある服もあったけれど、今の私には必要ないから、お別れしたんだ。

中にはブランドバッグも含まれていた。これは決して自慢とかではないんだ。要するに見栄や流行で買ったものの、本当に欲しいものではなかったということで。
恥ずかしい話だね。だから、持っていても結局私の手元では役立たないんだ。それならもっと役立ててくれる人のところに行ったほうが幸せだよね。そういうこと。

髪よ、ありがとうそしてさようなら

数年ほど、肩甲骨辺りまでのロングにしていた。でもある日、「あ、もういいや」と思ったんだよね。それから「邪魔だな」とも。
そこで思い切って切ることにした。そうしたらとっても快適。乾かすのもすぐだし、今まで短くしたことなかったから新鮮だし。

実は、美容師さんから、「切っても似合うと思うんだけどなあ」とは言われていたんだ。でも頑なに「ロングの方が癖(私は天然パーマである)が出てもまとめやすいし、似合うかどうか・・・」と拒んでいて。

それが何の変化か「切ろう」となったのだ。今ではずっと短いまま。新しい自分が見つかって楽しいよ。

そして思ったよね。いつから私は「ロングじゃなきゃいけない」という思い込みに囚われていたのか?って。そして「新しいことへの不安」もあったことを。こういった心の重りも手放せるようになったんだと思う。

心の重りよ、ありがとうそしてさようなら

前述した通り、心の重りも手放した。やっぱり一番大きかったのは思い込みかも。それは「こうでなければいけない」「こうしなければいけない」「思ったことを口に出してはいけない(もちろん出さなくていいこともある。けど、言っていいことすらすべて飲み込んで溜めていってた)」というもの。

そう、私は自分の作った鎖でぐいぐい首を絞めて倒れたんだよね。
あんなに首を絞め続けて苦しかったはずなのに、どうしてもっと早く苦しいと言わなかったんだろう。そんなことをちらっと思うことも、ある。

でもね、もう分からなかったんだよね。絞めすぎて何が苦しいのかもどうほどけばいいのかも、最後の方は分からなかったんだ。もちろん「苦しい」と言うことさえできなくなってたわけで。

倒れて初めて、鎖がたくさん絡みついていたことに気づいたんだよ。それから少しずつ鎖を取り始めた。それから、「苦しいと口に出していい」と分かるようになったし言うようにもなった。

泣いていい、怒っていい、喜んでいい、笑っていい、とかもだね。

今手放す最中のもの

今捨てているのは脂肪。運動不足でね・・・。ストレッチしたり走ったり歩いたり、余計な重りを捨て始めているよ。
また部屋をざっと見て、もう使わないと感じたものもじゃんじゃん手放しているよ。

これから手放すもの

これから手放すものもたくさんあると思う。まだまだたくさんあるはずだし。けれどそれは1個ずつだし、時が来たら自然と、だとも思うんだ。

多分来月に1回、そのきっかけがある。来月、入院して手術するんだけど、その後きっともっとたくさん手放すだろう。「ありがとうそしてさようなら」と言いながら。

ぜんぶ愉しむ「ぜんたの」。「テキストに特化した複業フリーランス」(Web編集者×ライター×オンライン秘書×いろいろ)の楽趣(らくしゅ)みくすです。通称「らーさん」。

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